中3生 勉強の計画の立て方

「中3生の受験勉強は大変!!」と思っている人は

中3生の受験勉強は大変です。なぜなら、その範囲は中1から中3にまで及ぶの膨大なものになるからです。
これからのたった数ヶ月で中学3年分の勉強をしなければいけないなんてそりゃ気の遠くなる話ですよね。いったい何から手をつけたらいいのか?

実は、全てを一からやろうと思うから気が遠くなるのです。べつにこれまで学習してきたこと全てが理解できてないわけではありませんよね?みんな「得意な単元」と「苦手な単元」があるはずです。不幸にして全てが「苦手な単元」という人もいるかもしれません。でも、苦手だからといってまったく何もわからないのとは違いますよね?

そうなんです。受験勉強って実は、中学3年分の勉強を1から全てやらなければならないものではないのです!!苦手な単元だけをやればいいのです。

それからもう1つ言っておきましょう。どんな高校も満点でなければ合格できない高校なんてありません。つまり、満点ではなくて、合格最低点を取れればいいのです。

どうですか?少しは気持ちにゆとりができましたか?確かに中3生の受験勉強は大変です。しかし、では、何をすれば良いのか?冷静に考えてみれば、案外、やれそうな気がしてきませんか?

「勉強の計画の立て方がわからない!!」と言っている人は

いくら、中1から中3までの全ての勉強を一からやらなくてもいいとはいっても、では、具体的に何をどのようにやっていけばいいのか?「勉強の計画の立て方がわからない!!」と言っている人は多いと思います。

ですよねー。でもそれは、最終目標は「入試に合格すること」であってそれまでのステップが明確にされていないからです。合格するためにはどれだけのことができるようにならなければいけないのか?具体的にいえば、テストで何点とれなければいけないのか?或いは偏差値がどれくらいにならなければいけないのか?これを確認しましょう。

それがわかれば、そのためにはあと何点取らなければいけないのか?偏差値をどれだけ上げなければいけないのか?が明確になりますよね。

そうしたら、その点をどの科目でどれだけ取るようにするか考えましょう。例えば、合格最低点まであと30点必要だとしましょう。あと30点も必要だなんてまたまた、気の遠くなるような話に思えるかもしれません。でも、この30点を単純に教科の数の5でわってみたとしたら?各教科、あと6点ずつアップさせればいいことがわかります。もちろん、「国語ではもう、点を挙げる余地がないから、社会であと12点とれるようにしてみよう」なんていう具体的な作戦もいいですね。

毎日の勉強法に悩んでいる人のためのひと工夫

「何から手をつけたらいいのかわからない!!」と言ってる人は

入試に問われるのは中学校3年分の勉強!なんて考えると、その量の多さに気が遠なってしまいますよね。わかります。これだけの量いったいどうやって頭に叩きこんでいけばいいのでしょうか?

しかし、もう一度考えて見てください。いくら中学3年分だといってもすべてを1からはじめるわけではありません。そう、苦手なところを克服していけばよいだけなのです。

また、中3で習うことは中1や中2で学習したことが基礎となっているはずです。となれば、もう、わかりましたよね?中3生が受験勉強としてまず取り掛かるのは、中1や中2の苦手な単元探しからです。苦手な単元はどうやって探すのか?それは、簡単。これまでに受けたテストそみれば一目瞭然。大抵の模試に各設問別成績表のようなものも出されていると思うのでそれを丁寧にチェックしてみましょう。

「毎日の勉強が終わらない!!」と言ってる人は

「毎日の勉強が終わらない」と言う場合の多くは、その日のノルマを決めていないかその決め方を間違っているのです。

ただ、闇雲に勉強をこなそうとしている人。このタイプはどこまでやっても終わりが見えません。ですから、「今日はこれとれとこれができたらオシマイ」というふうに今日のノルマを具体的に決めましょう。勉強を始める前にその日のノルマを紙に書き出しましょう。そして、1つノルマをクリアするたびにそれを消していく。こうすれば、やったこともきちんと見えるし、その日の終わりもちゃんと見えるので毎日の勉強を確実に終わりにむけて進めていくことができます。

また、1日のノルマを多くしすぎているために、いつも勉強が「その日のうちに終わらない」という人も多いでしょう。こんな人は
毎日のノルマをもう一度見直してみましょう。何を見直すのかというと、1つ1つのノルマが「本当に今日しなければいけないことなのか?」ということです。その観点から見てみると、「これは今日やっておかないとつぎのステップに進めない!」とか「これがわかるようになると、得点アップが期待できそう!!」あるいは、「これは無理に今日やらなくてもそんなに困ることはなさそうだ。」とかそれぞれの優先順位が明確になってきます。

これを踏まえて、その日に本当に必要なことから取り掛っていくと毎日の勉強が予定通り終わるのはもちろんですが、じつはもう1ついいことがあります。毎日やることに優先順位をつけていくということは、効率のよい勉強をしていることになるのです。するとその結果、成績もグッと上がって来るはずなのです!ぜひ、毎日の勉強に取り入れてみてくださいね。

「勉強するのが面倒だから・・・」と言っている人は

「勉強するのが面倒だから・・・」と言っている人は

中3にもなってなお、勉強する気が起きない人の言い訳。「勉強するのが面倒だから・・・」では、家庭教師が待ち構えていて、机には勉強道具が用意されている。そして、家庭教師が、今日やるべきテキストや問題集を開き、この問題から解くようにと指示をしてくれたとします。これなら、「面倒だ。」「やりたくない。」などといってる暇などないはずです。つまりは、「勉強するのが面倒だ。」と言ってる人は本当は「何を勉強しようかと考えるのが面倒。で勉強の準備をするのが面倒。」なだけなのです。
そうならば、1日の勉強が終わった時点で、明日学校から帰って勉強することを決めて、机の上にテキスト、問題集、ノートや筆記用具を全部そろえておきましょう。全て準備が整っていれば、次の日、学校から帰ってきたら、真っすぐ机につき、迷わず勉強をはじめることができるはずです。これなら面倒なことなど一切ありませんよね。

「なかなか勉強する気になれない・・・」と言っている人は

「成績は気になるし、勉強しなければいけないこともよくわかってる。でもなかなか勉強する気になれない。」そんな声をよく聞きます。とにかく勉強しなければと思うと、気分は下げ下げ・・・或いは、勉強しなければと思うけど、机を片付けてみたり、部屋の掃除をしてみたり・・・とにかく勉強以外のことに気がいってしまいます。そんな人はあの五郎丸に倣って(?)ルーティーンを作りましょう。「これをやったら勉強を始める。」という勉強のスイッチを入れるための儀式みたいなものです。そのルーティーンとしては、例えば、「ナイフで鉛筆を削る。」とか、「お気に入りの音楽を1曲聞く。」とか、「腹筋を10回する。」などなど。色々試してみて、「さあ、勉強しよう!」という気持ちになれる自分だけのルーティーンを作りましょう。

「ついついぼーっとしてしまう・・・」と言ってる人は

中3、受験までのカウントダウンはもう始まっています。本当はぼーっとしてる時間なんてないはずです。でも、気がついたら、集中の糸はプツン。こんなことでは成績も下がってしまいますよ!ではどうするか?家族がいるリビングやダイニングで勉強をしましょう。家族の誰かに見られていると思えば、うかうかぼーっとなんかしていられません。または、家族に頑張っているすがたを見せたいなんて人もいるかもしれませんね。勉強は勉強部屋だけでするもんじゃないと言うことを知りましょう。

中3で成績が下がる悩みを解決するカギは…

中3生が抱える悩みは十人十色

高校受験を控えた中3生が抱える悩みはたくさんあります。長年、塾講師として、中3生を見てきましたが、抱える悩みは1人1人みんな違います。

たとえば、「受験生なのにやる気が出ない。」「定期テストは点が取れるのに実力テストになると点が取れない。」「勉強のやり方がわからない。」「受験勉強と部活を両立できない。」「志望校を決定できない。」「頑張ってるのに成績が上がらない。」「成績が下がった。」などなど・・・「やる気が出ない」なんて一見ふざけたような悩みから「成績が下がった。」という深刻な悩みまでまさに、「十人十色」といった感じです。

成績が下がった!!

悩みはさまざまと言いましたが、もちろん共通してよく聞かれるものもあります。中でも一番多くて、しかも一番深刻な悩みはやはり、「成績が上がらない。」それどころか、「成績が下がる。」というものでしょうか。

長年、塾講師として、中3生を見てきましたが、ほんとにこの悩み、多いんです。みんな苦しんでいます。一度下がった成績はなかなか上向かないものですよね。「本人はもちろん頑張ってる。しかも、今まで以上に頑張っている。」にもかかわらず、成績ってそう簡単には上がらないんですよね。

或いは、「今まで通り頑張ってきた。別に怠けたり、手を抜いたりしている訳ではない。」なのに、成績がズルズルと下がり始めた・・・受験を控えた受験生にとってこれがどれだけ不安なことか!そばで見てきただけにその気持ちはよくわかります。でも、安心して下さい!この悩み、実は解決方法があるんです!!

悩みを解決するカギは・・・

「成績が下がった」という悩みの解決法をご紹介する前にもう一度、中3生の抱える悩みについて検証してみようと思います。これらの悩み、よく話を聞いてみると実はいくつかの共通点が見えてくるのです。

例えば、「受験生なのにやる気が出ない。」なぜやる気が出ないのか?実はこの中3生だって、始めからやる気がなかった訳ではありません。中3になったばかりの時はそれは張り切っていたものです。でも、本人の張り切りに反して、成績はなかなか上がらなかった・・・「頑張ってるのになぜ?」その結果、だんだんやる気は失われてきたという訳です。わかりますよね?その気持ち。この悩みは「頑張ってるのに成績が上がらない。」というものにも共通する部分がありますね。

或いは、「受験勉強と部活を両立できない。」「頑張ってるんだけど、部活をやってたら、勉強する時間が到底足りない!!」そうですよね。それでなくても、部活で疲れているというのに、部活後の限られた時間でどれだけの成果をあげることができるのか?多くの中3生が嘆いています。でも考えてみてください。実際にはちゃんと両立できている人もいるのです。両立できている人とできていない人の違いって何なのでしょうか?

そして、今まで通り、ちゃんと頑張っているにもかかわらず、「成績が下がった。」この深刻な悩みです。なぜ、今まで通りなのに成績が下がったのでしょうか?

そろそろ、お気づきになったのではないでしょうか?これらの悩みの原因には共通するポイントがあります。それは・・・勉強の仕方が良くない!!ということなのです。効果的な勉強ができていないのです。つまり、勉強のやり方を変えれば、「やる気も出る」し、頑張っている分だけ「成績は上がる」し、今まで通りの頑張りで、「下がっていた成績も上がる」はずなのです。

成績は勉強のやり方次第

勉強のやり方と言いましたがこれは、「すごい先生に勉強を教えてもらう。」とか「、すごい参考書をつかって勉強してみる。」とか、「すごい塾に通う。」などといった勉強の内容に関わることではありません。もっと簡単なこと。工夫なんです。つまり、同じ時間を使っても、より成果が上がる勉強の仕方をするということなんです。その工夫には色々なものがあるはずですよね。

そして、この工夫ですが、本人が試行錯誤の末見つけることができるのなら、それは素晴らしいことですよね。でも、中3生には時間がありません。ですから、その、よい方法は既に見つけた人から学べばよいのです。もちろん、中3生自身が自分に合うものを探すのも良いでしょう。ですが、私がオススメするのはいつもそばで見ている親が我が子にふさわしい方法を探し、そしてそれを子どもに教える、或いは実践させる手助けをするというものです。これにはいくつかの利点があります。まず1つ目は子どもに余計な時間を使わせなくて済むということ。

それでなくても忙しくて悲鳴を上げているところにさらに勉強のやり方の工夫を考えなさい。とかそれを探しなさいなんて言ってられませんよね。そして2つ目には、親が子どもに手助けをしてあげられる。ということでしょうか。意外かもしれませんが、受験勉強に悩んでいる子どもをそばで見ながら、「何か手伝ってやりたい。」と思っている方はかなり多いのです。

実際に私も「子どもに何をしてやったらいいんでしょうか?」という相談をよく受けます。高校受験ともなれば、もう、親がついて勉強を教えている場合ではありませんよね。でも親としてはどうにか我が子を手助けしてやりたいものなのです。ですから、私はそれぞれにあった勉強法をアドバイスし、親がその管理をすることをおすすめすることにしています。そして、これはきちんとやりさえすれば本当に成果がはっきり現れるものです。

簡単にできる小さな工夫

では、工夫ってどんなものなのか?ちょっとしたものをいくつか紹介して工夫のイメージを作っていただけただらと思います。

○勉強はダイニングテーブルでする。(1人だとつい、ぼーっとしてしまいがち。周りに人目があれば、サボれません。)

○家で今日することをリストアップする。(しなければいけないことを紙に書き出せばごちゃごちゃした頭の中が整理されます。)

○リストアップしたノルマは終わったら消す。(ノルマが減っていくのが目で見えるとやる気もでます。)

○頑張ったごほうびを作る。(「ここまでやったら10分ゲームをする」といった小さなごほうびがあればさらにやる気もアップする上、集中力も増します。)

○前の晩に明日する勉強道具を揃えておく(家に帰ったら何をするか迷うことなく勉強にとりかかれます。)

○勉強のスイッチを入れるルーティーンをつくる(例えば「腕立てを10回して勉強を始める」のように単純なものでいいんです。勉強を始めるスイッチを入れるための習慣を作るのです。)

○勉強は得意な科目から始める。(誰でも好きなもの、得意なもののほうが始めるのが簡単なもの。1日の勉強はまずは得意科目から。そうすれば断然取り掛かりが早くなります。)

○勉強は前の日の復習から始める。(これも得意科目から始めるのと同じ理由からです。一度やったもの、覚えたものを確認する作業なら、簡単で時間もかかりません。しかも、前日の復習は記憶を定着させるためにもとても大切です。)

○見たいテレビは録画しておく。(見たいテレビをリアルタイムで見る必要はありません。録画しておいて、息抜きの時間など勉強の邪魔にならない時間を選んでみれば良いのです。しかも、録画しておけば、コマーシャルはスキップできるし、じっくり見る必要がないところは早送りもできて、時間の節約にもなります。)